ウォーターサーバーと浄水器どっちがいい?料金・品質などを徹底比較

この記事の情報提供者
ウォーターサーバー販売員:YUMINさんさん(30)

ウォーターサーバーメーカーの販売代理店としてブースでの営業を主に行っていました。全国のショッピングやホームセンターの他、大型のイベントでも販売を経験し、毎月30~50台ほどのご契約をいただいておりました。ウォーターサーバーに関する知識だけでなく、販売経験を通じたお客様のニーズも含めて情報提供させていただきます!

飲み水に気を使う人は、ウォーターサーバーや浄水器の利用を検討する人も多いです。ウォーターサーバーの利用者は増えていますが、浄水器も根強い人気を持っています。ただどちらを使用するか検討するならば、料金や水の品質は気になるところでしょう。この記事では、ウォーターサーバーと浄水器を比べて、それぞれのメリットや品質、料金を紹介します。

浄水器とウォーターサーバーを比較するポイント

浄水器もウォーターサーバーも、浄水を利用できる点は変わりありません。しかし基本的に違う部分があるので、比較するポイントを見てみましょう。

水の品質

水の品質は根本的に違います。浄水器は水道水を濾過するので、濾過水となり水の種類は選べません。それに対しウォーターサーバーは、ミネラルウォーターやバナジウム水、RO水、水素水など種類が豊富です。ウォーターサーバーは、基本は天然水になります。

コスト

浄水器にかかるコストは、水道料金を除けば浄水器本体のみです。C社の一番安い製品は1,980円です。毎日2リットルの水を使うとしたら3ヶ月使用可能であり、3ヶ月での水の量は90日×2リットルで180リットルです。1リットル当たりのコストは、1980/180で11円です。

ウォーターサーバーにかかるコストは、電気代と水道料金を除けば、サーバーレンタル代金とボトル代です。一番安いA社のウォーターサーバーは、サーバーレンタル代金が月572円、12リットルボトル代が1,050円です。1リットル当たりのコストは、572円+1,050円を12で割ると、135円です。コスト面を見ると、ウォーターサーバーはサーバーやボトルがあるので、浄水器よりも高くなります。

設置スペースと安全性

設置スペースが狭くても大丈夫なのが浄水器です。蛇口取り付けタイプだと設置スペースは必要ありません。ポット型でも冷蔵庫で保管できます。または蛇口にビルトインするタイプもあります。ウォーターサーバーだと、どうしてもサーバーを設置するスペースは必要です。

水はどちらも有害物質や不純物を濾過しており、安心して飲むことが可能です。ウォーターサーバーだと、浄水器で取り除けない不純物をフィルターで取っており、より安全性が高いと言えるでしょう。

災害時の使いやすさ

浄水器は水道水がないと使えないので、災害時の断水では使えません。ウォーターサーバーであれば、ボトルのストックがあると災害時でもいつでも水が使えます。災害時の備えとして使うことも出来るでしょう。

ウォーターサーバー販売員

【ひとことアドバイス】浄水器よりウォーターサーバーがおすすめな理由!
浄水器は非常に高性能なフィルターを通して水を出すので、水道水をほとんど純粋に近いような形にしてくれますが、カルキも含め水道水に含まれていた微量のミネラルもすべて取り除いてしまいます。また初期投資が大きくつきがちなのがデメリットです。その点、ウォーターサーバーは初期投資にかかるコストが非常に安くすみますし、天然のミネラルを摂取できるのもウォーターサーバーならではです。

浄水器とウォーターサーバーの水の品質比較

浄水器とウォーターサーバーは、どのような水が飲めるのでしょうか?それぞれで選べる水を見てみましょう。

ウォーターサーバーは好きな天然水が選択可能

ウォーターサーバーは、採水をボトルに積めて家まで運んでくれます。このために、採水地を選ぶことで、自分の好みの水を飲むことが可能です。水としては、アルカリ水、パナジウム水、ミネラルウォーターなどあります。

ウォーターサーバーはろ過されたRO水が選択可能

ウォーターサーバーではRO水という水も選べます。逆浸透膜であるRO膜で濾過された水であり、不純物がほぼゼロの水です。膜を通すことで、本来除去できなかったミネラルまで取り除いた水です。RO水でも、ミネラル添加と無添加の2種類あります。

浄水器はあくまで水道水のろ過

浄水器は水道水を濾過した水であり、水道水に含まれる不純物を取り除いています。どんな不純物を取り除けるかは、浄水器の機能によって決まるのです。ただRO水ほどは完全にすべての不純物を取り除けず、使用すればフィルターの除去能力は低下していきます。

浄水器とウォーターサーバーのコスト比較

浄水器とウォーターサーバーのコストを、それぞれで詳しく見てみましょう。どちらもコストはかかりますが、コストにも種類があります。

浄水器は水代が安い

浄水器は本体代金と水道代金のみにお金がかかり、コストが安いです。一度浄水器を購入すれば、3ヶ月程度は交換する必要がなく、その間にかかるのは水道代金だけです。浄水器も安いので、購入してもそれほど負担にはならないでしょう。

浄水器はカートリッジの料金も安い

浄水器はボトルなど、カートリッジを交換するようなタイプもあります。カートリッジを取り付けて使用しますが、その料金も安いです。カートリッジでも1度購入すれば3ヶ月程度使えるので、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

ウォーターサーバーはランニングコストがかかる

ウォーターサーバーは、使用するとなるとサーバー本体やボトルと初期コストがかかります。さらには使用すれば電気代もかかり、サーバーレンタル料金、ボトル代金、電気代と毎月かかります。浄水器に比べるとコストは高いです。

浄水器とウォーターサーバーの設置スペースと安全性比較

浄水器やウォーターサーバーを使うなら、設置場所や安全性は気にする部分です。飲み水としても使うことも多いので、安全性は重視するでしょう。設置場所もスペースを広く取ってしまっては使いにくいです。

浄水器のほうがスペースをとらない

浄水器とウォーターサーバーのどちらが場所を取らないかというと、浄水器の方が遙かに省スペースです。蛇口取り付けタイプであれば、蛇口に付けるだけで済みます。ボトルタイプでもスリムボトルもあるので冷蔵庫に入ります。またはビルトインタイプであれば、蛇口内部に取り付けるので、見た目で浄水器があるとわからないほどです。

ウォーターサーバーは転倒ややけどのリスクがある

ウォーターサーバーはどうしてもある程度の設置スペースは必要です。冷蔵庫のように部屋の一角を使うでしょう。安全性で言えば、転倒の危険もあります。また加熱してお湯を使えるようなサーバーであれば、転倒すれば火傷するかもしれません。

浄水器とウォーターサーバーの災害時の使いやすさ

日本は災害の多い国です。浄水器やウォーターサーバーを使っても、災害時に水が使えないとなると困るでしょう。特に日本では災害発生からライフライン復旧まで数日かかることもあるので、その間の水は確保したいものです。

ウォーターサーバーはボトルが備蓄水になる

ウォーターサーバーは、ボトルに入った水を家まで配達して飲み水として使います。そのために、災害時にはボトルに入った水が備蓄水となります。予備のボトルがあれば、災害時に断水となってもライフライン復旧までボトルの水が使えるでしょう。実際にウォーターサーバーを備蓄水として使う方もいます。

浄水器は水道が止まると使えない

浄水器は水道はないと使えず、災害時に断水すればライフライン復旧までは水は使えません。浄水器を使っていても、ペットボトルに水を入れて備蓄するなど備えれば、水道が止まっても水は使えるでしょうが、そこまでする人は少ないでしょう。

結局導入するならどっちがいい?

ここまで、浄水器とウォーターサーバーのコスト、安全性、水の種類などを見てきました。それぞれを比較し、総合的に考えるとどちらがよいのでしょうか?

お水にこだわるならウォーターサーバー

水にこだわっている、自分の好きな水を選んで飲みたいというならば、ウォーターサーバーがよいでしょう。選べる水の種類が多いので、好みに応じて好きな水を選べます。健康のために水素水を、安全のために不純物のないRO水をなどと、こだわって選ぶことが可能です。

衛生面で選ぶならウォーターサーバー

衛生面で選ぶならウォーターサーバーでしょう。ボトルに詰める前には、工場にて水を濾過し殺菌し安全性を確保しています。ボトルに詰めた後は密封するので、使うまでには空気に触れず衛生的になっています。

災害時も想定するならウォーターサーバー

災害を想定するならウォーターサーバーでしょう。水道水を使う浄水器だと、断水すれば水は使えません。しかし、ボトルを使うウォーターサーバーは、ボトル容量が12リットルぐらいとなっており、ボトルがあれば数日や1週間は水を使えます。断水時でもボトルの水が使えます。

安さのみで選ぶなら浄水器

安さを求めるなら浄水器でしょう。浄水器ならば、本体代金のみであり、一度購入すれば3ヶ月程度は使用でき、その間は毎月の水道代金だけかかります。ウォーターサーバーだと、レンタル料金やボトル代金など、どうしても月々の料金は高いです。

まとめ

浄水器とウォーターサーバーそれぞれの、コスト、安全性、水の種類など見てきました。何を基準にして選ぶかで、どちらがよいかは違ってきます。浄水器ならばコストが安いですが、ウォーターサーバーはコスト以外のメリットがあります。どちらもメリットがあるので、今回の比較を参考に選んでみてください。