水を飲み過ぎると危険!?中毒を防ぐ対策方法とは

美容と健康のためにも毎日お水をたくさん飲むという方は多いですが、お水を大量に飲みすぎると危険な事もあります。その内の1つが水中毒です。水中毒は老若男女を問わずに怒りうる症状で、最悪の場合意識混濁を起こします。命に関わる危険な事態に陥る前にも、水を飲み過ぎるとどの様な危険性があるのかを知っておきましょう。

水は飲みすぎるとどうなる?


お水をあまりにも大量に飲みすぎると、身体に様々な悪影響を及ぼします。具体的にはどの様な症状を引き起こすのか、水を飲み過ぎることで起きる体への影響はこちらです。

「水中毒」になるおそれがある

水を飲み過ぎることで起きる恐ろしい症状の1つに、水中毒があります。水中毒とは、水分を摂取しすぎた結果、血液中の塩分濃度が著しく低下をしてしまい、その結果引き起こされる諸症状のことです。こちらは低ナトリウム血症と呼ばれることもありますが、最悪の場合、死に至る可能性もあるため非常に恐ろしい中毒と言えるでしょう。

水中毒を引き起こす原因には色々とあります。夏の暑い日に熱中症予防をしようとして水を大量に飲んだものの、塩分を摂取せずに水ばかり飲み続けた結果、水中毒を引き起こすというケースも珍しくありません。また、薬の副作用で喉が渇きやすくなった結果、水を大量に飲んでしまい水中毒を引き起こすという事もあるでしょう。

血液中の塩分が薄くなって低ナトリウム血症になる


水中毒は低ナトリウム血症とも呼ばれますが、血液中の塩分(ナトリウム)が不足することが原因で引き起こる症状という事に変わりはありません。低ナトリウム血症は命にも影響が出かねない恐ろしい症状で、症状が表われてから悪化するまでの時間が短い事も危険な部分といえるでしょう。

頭痛や吐き気などが起こる

水中毒の初期症状として表われやすいのが、多尿や頻尿、下痢をはじめ、頭痛や吐き気などがあげられます。特に頭痛や吐き気は水中毒の中でもポピュラーな症状の1つで、一見熱中症の症状と勘違いをしてしまいやすいのが難点です。

頭痛や吐き気が起きたので熱中症かと思い、水を更に大量に摂取したらより症状が悪化したという事も珍しくありません。状況にもよりますが、頭痛や吐き気などの症状が表われたら水を飲む前に、一度水中毒を疑うことをおすすめします。

ひどい場合は意識混濁も起こる

水中毒の症状が酷くなると、意識混濁や呼吸困難、嘔吐や錯乱などの症状が引き起こります。こちらも一見熱中症などの症状と間違われやすいのですが、水を飲ませると更に悪化するので危険です。出来るだけ早くケアをしないと命に危険が迫りますので、誤ったケアをしないように気を付けましょう。

水中毒を予防するコツ


水中毒は予防することが可能な症状です。命に関わる危険な事態に陥る前にも、水中毒対策を行いましょう。日頃の生活で水中毒を予防するちょっとしたコツをご紹介します。

経口補水液を飲む

水分摂取の際には普通のお水を飲むのではなく、経口補水液を飲むことで、水中毒を防げます。経口補水液には各種ミネラルがバランス良く含まれていますので、ただの水と違って体内のミネラルバランスを大幅に変える事がありません。夏場など熱中症対策として飲む際にも、経口補水液は有効と言えるでしょう。

塩飴や梅干しを食べる

塩飴や梅干しなど、塩分を手軽に摂取出来るアイテムを食べる事で、体内のミネラルバランスを整えられます。水分を摂取するタイミングで一緒に塩飴や梅干しを摂取して、塩分の補給を行いましょう。

特に夏場など汗をかく時期は、水分補給だけではなく塩分補給をしないと、熱中症はもちろん、低ナトリウム血症を引き起こしやすくなります。水分に塩分を混ぜるよりも、塩飴や梅干しであれば手軽に摂取出来ますので、持ち歩いて積極的に食べるようにしましょう。

大量の水を一気に飲まない

水分補給をする際には一度に大量に飲むことを避け、こまめに少量のお水を飲むことが大切です。水中毒の原因は体内の水と塩分のバランスが急激に崩れる事が原因ですので、そちらを防ぐ為にも、徐々に水分を体内に浸透させる事が効果的と言えます。大量の水を飲む際には出来るだけ少しずつ、体に負担がかからないように時間をかけて飲みましょう。

サウナなどを控える

サウナなどで大量に汗をかくとどうしても喉が渇いてしまいますので、水分を大量摂取してしまいがちです。必要以上に水分摂取しやすくなりますので、出来るだけサウナを控える事も水中毒を防ぐ為に効果的と言えるでしょう。

どうしてもサウナに入る際には、水はこまめに飲むこと、塩分もバランスよく摂取することが重要です。特にこだわりが無ければサウナなどで汗をかくよりも、喉が渇きにくい筋トレやランニングなどで汗をかく方法を行ったり、サウナを使うのは短時間に留めておくことをおすすめします。

水の特徴


水には人間にとって必要不可欠なもので、人間の体に様々な効果をもたらします。水が人間の体にもたらす効果はこちらです。

体温を調節する

水は体内に入ることで血液中を巡り様々な効果を引き起こしますが、その内の1つが体温調節です。体が熱い時に冷たい水を飲むと汗をかきやすくなって体が冷えていく、寒いときに温かい飲み物を飲むと温かい水分は体を巡って温まるなどがこちらに当てはまります。摂取する水分の温度によって体温を調節出来ますので、その時によって摂取する水分の温度を変えると良いでしょう。

血液・リンパ液中の物質を運ぶ

水は体を巡り、血液やリンパ液中の物質を運ぶ働きもあります。体内の毒素等をはじめとした余分な成分もしっかりキャッチし、体内の巡りを良くする働きがあるため、デトックス効果も抜群です。汗をかきやすくすることはもちろん、お通じを良くする効果も期待出来るでしょう。

溶媒の役割

水は体内で細胞内液や細胞外液と呼ばれる溶媒物質を作り出し、体内で余分な老廃物を排出させる役割を持っています。その為デトックス効果はもちろん、むくみ改善効果など、体内における毒素を排出する効果があるでしょう。

1日に飲んでも良い水の量は?


水中毒など水を飲み過ぎることで体には様々な不調が表われます。1日に飲んでも良い水の量を知ることで、水の飲み過ぎを防ぐ事が出来るでしょう。1日に飲んでも良い水の量についてご説明します。

日本では必要量が決まっていない

1日に必要な水の量は、日本国内においては決められていません。身長や体重、その日の汗をかいた量など、状況によっても水分の摂取目安量は大幅に異なりますので、一概に量を言えないのです。

1日に補給するべき水分量の目安としてあげられるのは、成人の場合1.5リットル~2リットル前後と言われています。ただしこちらはあくまで目安で、運動量や排出量によっても異なるでしょう。あくまで目安値として、自分がどの程度水分を摂取すると体調が良いのか、自分の状態を見ながら判断することも大切です。

欧米では2.3~2.5リットル程度

欧米諸国では1日に2.3リットル~2.5リットル程度が、限度量として紹介されています。ですがこちらもあくまで目安ですので絶対ではありません。この数値以下でも体調不良を引き起こす方も居れば、逆にもっと飲まないと体調が悪くなると言う方もいますので、参考程度に留めておくと良いでしょう。

まとめ

水は飲まなさすぎもいけないですが、飲みすぎも体に毒になります。水中毒は頭痛や吐き気をはじめ、最悪死に至る恐ろしい症状ですので、水中毒から身を守る為にも、水の大量摂取を避け適切な飲み方を心がけるとともに、いざと言う時に適切なケアが出来るように知識を身につけておきましょう。

また飲み方も重要なポイントで、夏場などの暑い日には特に塩飴などで塩分を補給しながら水分補給することが大切です。日頃から運動をする方などは特に、水分を短時間で過剰摂取しないためにも、日頃からこまめに水を飲む習慣を身につけましょう。