水の賞味期限はなぜあるの?期限切れ水の有効活用方法

より安心なお水を飲むためにチェックしておきたいポイントの1つが、賞味期限です。水には賞味期限がありますので、賞味期限を守って飲むことを忘れてはいけません。賞味期限はお水のサイズやお水のタイプによっても異なりますので、お水選びの参考にすると良いでしょう。お水の賞味期限にまつわる事柄についてご説明します。

ペットボトルの水の賞味期限はどのくらい?


日頃の生活に馴染みが深いペットボトルのお水にも、賞味期限があります。目安にはなりますがサイズなどによっても賞味期限が異なりますので、賞味期限を事前にチェックしておくと良いでしょう。

500ml:約1年

持ち運びにも便利な500ミリリットルペットボトルの場合は、約1年程度が賞味期限です。賞味期限を過ぎたらすぐに傷むという事はありませんが、出来るだけ早く飲むようにしましょう。

また、開封したペットボトルの場合、賞味期限よりも前に腐る可能性があります。他のペットボトルに比べてサイズが小さい分、雑菌の繁殖も早く、短期間でペットボトル内部が雑菌にまみれることもあるでしょう。持ち運びが便利な分飲みかけを入れてしまう事も多いですが、気を付け無いと雑菌が繁殖したお水を飲むことになりますので注意が必要です。

1.5~2L:2~3年

ご家庭の冷蔵庫で保管されている事も多い1.5~2リットルペットボトルですが、こちらの場合は2~3年程度が賞味期限として設定されています。空くまで目安ではありますが、500ミリリットルペットボトルに比べると賞味期限がありますので、長期保管をする際に向いているタイプです。

ただしこちらも小さめのペットボトルと一緒で、開封後は速やかに飲まないとお水が腐りやすくなります。封を開けたら賞味期限が関係無くなりますので、雑菌を繁殖させないためにも出来るだけ早くお水を飲みましょう。

災害備蓄用:5年

非常用バックなどに入れる災害備蓄用のお水の場合、賞味期限が5年と長めに設定されている事も珍しくありません。災害備蓄用のお水は通常の天然水と違って、RO水など、雑菌が極限まで排除されているタイプも多いため、他のペットボトルに比べると賞味期限が長く設定されています。備蓄用としてお水を買うのであれば、断然災害備蓄用のお水を利用しましょう。

水に賞味期限がある理由


お水はそもそもどうして賞味期限があるのでしょうか。それには実は、こんな理由があります。

少しずつ目減りするため

水は賞味期限を多少過ぎたくらいでは影響がないことがほとんどですが、封が開いていなくとも少しずつ蒸発してしまい、目減りしてしまいます。気がついた時には数㎝以上水が減っていたということもありますので、もともとの正しい量を摂取するためにも賞味期限内に飲みましょう。

もちろん、賞味期限を大幅に過ぎたら水が無くなるかというとそんな事はありません。あくまである程度減ってしまう程度ではありますが、目減りすることに変わりは無いため、早く飲むに超したことはないでしょう。

周囲のにおいが移る可能性がある


ペットボトルに入っている水は長時間放置していると、周囲に置いてある物のにおいが移ってしまう可能性があります。周囲ににおいが強い物を置いておくと特に影響が出やすく、お水の味わいが変わるほどにおいが移ってしまうことも多いでしょう。

美味しいお水を飲むためにも、お水は賞味期限内に飲むことはもちろん、においが強い物の近くにおかないよう心がけて見て下さい。例えばニンニクや洗剤などの臭いが強いタイプのアイテムは、密閉空間に置いておくだけでも臭いが移る可能性があります。賞味期限内にお水を飲んだとしても臭いが移るケースもありますので注意が必要です。

水の賞味期限が過ぎたらどうなる?


お水の賞味期限が切れてしまった場合、お水は飲むことが出来るのでしょうか?お水の賞味期限が過ぎてしまったらどうなるのかをご説明します。

未開封であれば衛生面で問題ない

実はお水は、賞味期限が切れてしまっていても、ボトルが未開封であれば問題なく飲めます。ジュースなどと違って純粋なお水だけで構成されていますので、雑菌が入り込まない限り腐ることがないのです。極端な話、数ヶ月以上賞味期限が切れているお水でも、未開封であれば問題なく飲めることがほとんどでしょう。

味わいが変わることがある

お水は未開封であれば衛生面では全く問題無く飲めますが、賞味期限が切れてしまうと味わいに影響が出る恐れがあります。通常のお水と比べると何だか違和感を感じてしまう事も多いですので、出来るだけお水は賞味期限内に飲むべきでしょう。

賞味期限切れの水の有効活用方法


万が一お水の賞味期限が切れてしまっても心配は要りません。お水の賞味期限が切れてしまったときには、このようにして有効活用すると便利です。賞味期限が切れてしまったお水を有効活用する方法をいくつかご紹介します。

手洗いや食器洗いに

手を洗う際や食器を洗う際のお水に使うと、お肌に優しく、泡立ちも良く洗えますので便利に使えます。飲むのには抵抗があるけれど洗い物をするのであれば問題なく使えるという方も多いかと思いますので、試す価値ありです。

植木の水やり

賞味期限が切れてしまっても、植木の水やり用として使う分には全く問題ありません。普通の水道水よりもミネラルが豊富に含まれているお水ですので、植木用のお水としては非常にリッチです。飲むのに抵抗があるという場合は、植木の水やり用にするのも良いでしょう。

植木の水やり用として使う場合、ペットボトルの口にジョウロの口をそのまま付けたり、スプレーノズルを付けてそのまま使えば便利です。お水を移し替えるとなると大変ですので、ペットボトルを有効活用したまま使える方法を試してみると楽でしょう。

洗濯用水

洗濯用のお水として使う方法もあります。賞味期限が切れてしまっていても衛生面はクリアなお水ですので、お風呂の残り湯などを使うよりも清潔に綺麗に洗濯出来るでしょう。汚れを綺麗に落としたいという場合はもちろん、衛生面を考えて残り湯には抵抗があるという場合にもおすすめです。

お風呂

賞味期限が切れているお水は、お風呂に入れて沸かすことでお湯にも出来ます。軟水の場合は特にお肌に優しく非常に浸かり心地が良くなりますので、お肌に優しいお風呂に入りたい方にもおすすめです。泡立ちも良いですのでお風呂のお湯を使って体を洗うときにもピッタリでしょう。

水を長持ちさせる方法


お水は保管方法を間違えてしまうと、賞味期限の前でも腐ってしまう可能性があります。せっかくのお水を全て飲みきるためにも、最低限これらのことを気を付けましょう。

高温多湿の場所に保存しない

お水にとって高温多湿の場所は天敵ですので、保管する際には高温多湿の場所を避けることが大切です。特に開封をしたお水の場合は冷蔵庫に入れておかないと腐敗が進みます。夏場は特に危険ですので、出来るだけ早めに冷蔵庫に入れましょう。

未開封の場合でも高温多湿の場所に保管するのは危険です。冷蔵庫にしまっておくのが難しいようであれば、光が当たらない冷暗所に保管するようにしましょう。ただし、冷暗所に保管する際、周りに臭いがきついものが置いてあると臭いが移る可能性がありますので注意が必要です。

開封後は早めに飲む

お水は開封をしたら賞味期限にかかわらず、出来るだけ早めに飲むことが大切です。特にペットボトルに直接口を付けている場合は、口内の雑菌がボトル内に入り込んで腐りやすくなっていますので、出来ればその日のうちに全て飲みきりましょう。

まとめ

お水は賞味期限がありますが、賞味期限を多少過ぎても衛生的には問題ありません。ですが味わいの部分で変わってしまい美味しく飲めなくなる可能性が高いため、出来るだけ早く飲むに超したことはないでしょう。特に開封をした後のお水は腐ってしまうこともありますので、出来るだけ早めに飲むことが大切です。