
この記事の情報提供者
ウォーターサーバー販売員:YUMINさんさん(30)
ウォーターサーバーメーカーの販売代理店としてブースでの営業を主に行っていました。全国のショッピングやホームセンターの他、大型のイベントでも販売を経験し、毎月30~50台ほどのご契約をいただいておりました。ウォーターサーバーに関する知識だけでなく、販売経験を通じたお客様のニーズも含めて情報提供させていただきます!
ウォーターサーバーの設置を検討しても「衛生面は大丈夫だろうか」と不安になる人も多いです。メーカー側が不衛生なものを提供するはずがない、という思いだけでウォーターサーバーの設置を決めてしまうのは危険です。結論から言うと、衛生面はメーカーによって大きな差があると言っても過言ではありません。こちらでは、ウォーターサーバーの衛生面について紹介していきます。
目次
衛生面から見たウォーターサーバー
ウォーターサーバーに求められる衛生面とはどんなものなのでしょうか。ウォーターサーバーは毎日飲む水やお湯を扱っているので、清潔さや衛生面は絶対条件と言っても過言ではありません。ウォーターサーバーは衛生面についてどのような対策を取っているのでしょうか。
26項目の製造基準をクリアする必要がある
ウォーターサーバーの水は食品衛生法の清涼飲料水の製造基準26項目をクリアしていれば、市販に販売しても大丈夫と言われています。この26項目をクリアできなければ、どれだけおいしい水だとしても販売ができないのです。そのため、ウォーターサーバー自体が厳しい条件をクリアした上で販売されていることがわかります。
独自の基準を設ける会社も多数
法律では26項目をクリアできれば問題ないのですが、それだけではなくメーカー独自の基準を設けているところも珍しくありません。一般的な基準だけを守っているのは、他のメーカーのウォーターサーバーと同じになってしまうからでしょう。自社アピールを加えることで、他のメーカーと差別化して販売できるということなのです。
衛生面から見た水道水
ウォーターサーバーと水道水は基準などが変わってくるのでしょうか? ウォーターサーバーは26項目でしたが水道水の場合はちょっと変わってきます。他にも衛生面を重視するあまり水道水だからこその悩みもあります。
水道局が51項目の基準で管理
ウォーターサーバーは26項目でしたが、水道水は水道局管理で51項目の基準が定められています。ウォーターサーバーは食品衛生法で、水道水は水道局管理という違いはありますが、日常的に人の口に入る水道水の方が厳しい基準が設けられているのです。
塩素消毒のニオイが気になる
水道水は空気に触れる機会が多いため、塩素消毒を行います。塩素のカルキ臭が気にならなければ、水道水は飲み水として安全なものです。しかし、このカルキ臭が苦手な人も多いため、ウォーターサーバーの設置を検討する人が増えています。
【ひとことアドバイス】衛生管理されていてもやはり水道水よりウォーターサーバーが圧倒的におすすめ
水道水は、良くも悪くも水道水です。水道水はカルキなどをつかって殺菌・消毒を行っています。飲んでしまっても害はないカルキですが、水道水はやはり口にした時にカルキの匂いや口当たりが悪く感じてしまいます。その点、天然水を使ったウォーターサーバーはそういったカルキ臭さなどがありません。それだけでも、ウォーターサーバーを選ぶメリットだと言えますし、なにより天然のミネラルを摂取できるのはウォーターサーバーだからこそです。
ウォーターサーバーの検査基準は年々厳格化
ウォーターサーバーの水質検査などは年々厳格化されています。特に災害などで放射能リスクを不安視する声が多くなっているからです。少しでも安全であることが多く伝わるよう、メーカー側も検査基準を厳しくしているのでしょう。
ウォーターサーバー各社の衛生面を改善する努力
ウォーターサーバー各社は衛生面の改善に力を入れているところがほとんどです。少しでも契約者が安心して水を飲むことができるように、衛生面は過敏になるほど注力しています。各メーカーの苦労の甲斐あって、ウォーターサーバーの衛生についてどんどん浸透してきています。こちらでは、どのような改善努力がされているのかを調べてみました。
密閉型のワンウェイボトル
ウォーターサーバーのボトルには「ワンウェイ(使い捨て)」と「リターナブル(回収)」があります。リターナブルの場合は衛生面に不安が残ってしまうため、ほとんどのメーカーがワンウェイ式を採用しています。ボトル容器を使い捨てにすることで衛生面に力を入れているアピールになるのです。特に容器が潰れてしまうので、外の空気がサーバー内に入らないのも衛生面に気を遣っている証でしょう。
サーバー内部クリーン機能
ほとんどのウォーターサーバーに内部クリーン機能が搭載されています。以前は内部クリーン機能が搭載されていないものも目立っていましたが、近年は搭載が当たり前になるほど、衛生面に気を配っているのです。
殺菌効果のあるUV機能
殺菌効果があるUV機能もウォーターサーバーのデフォルト搭載になっている機種が多くあります。ウォーターサーバーのパンフレットを見ればわかるように、除菌や殺菌に気を配っているメーカーが増えてきました。年々ウォーターサーバーの衛生機能も進化していくのでしょう。
【ひとことアドバイス】こんな企業努力も!
衛生面を改善するための努力として、工場で採水されてからボトルに水を充填して48時間以内に出荷しているメーカーもあります。また、サーバー内の衛生を保つためにクリーン機能だけでなく、タンク内の水が循環するような設計になっている機種も出てきました。密閉型のワンウェイボトルについては、使い捨てを採用する点だけでなく、水を出すときにボトル内に空気を取り込まないようにしている点からも衛生面に気を使っていることがわかります。これにより、水の酸化を防ぎ衛生的に水を飲むことができます。
衛生面で優れたウォーターサーバー3選
衛生面で優れたウォーターサーバーを設置したいと考えた時、どのメーカー、どの機種がいいのでしょうか。こちらでは実際にウォーターサーバーを使っている人の口コミを集めてみました。どのウォーターサーバーにするか悩んでいる人は、ぜひ他の人の口コミを参考にしてみてください。
フレシャス デュオ
フレシャス デュオはデザイン性だけではなく機能性も高いウォーターサーバーです。シンプルで邪魔にならないコンパクト型なので使い勝手が良いと評判です。部屋の中でインテリアとして溶け込むほどのシンプルさ、上品さを兼ね備えているのでオススメしたいウォーターサーバーです。
口コミ情報
衛生面で評判のいいウォーターサーバーを調べたら、フレシャス デュオがヒットしました。江アレス構造で雑菌などの侵入がほとんどないという点も良かったですね。いつでも綺麗な水を楽しめるので、フレシャス デュオにしてよかったです。
おいしい水をすぐ飲めるので家族全員助かっています。水は宅配業者が運んでくれるので、わざわざ店で買わずにすみます。小さな子供がいる我が家にとっては手間を省けて大助かりなのでこれからも使っていきたいです。
プレミアムウォーター amadanaウォーターサーバー
インテリアとマッチするように調和&洗練されたデザインが特徴的なウォーターサーバーです。スマートな雰囲気があるので、毎日が楽しくなります。掃除もしやすいので衛生面もばっちりではないでしょうか。衛生面で重視すべきはクリーン機能などだけではなく、掃除のしやすさも考えなければいけません。掃除がしづらいと、清潔なウォーターサーバーを保つことができないからです。
口コミ情報
とにかくスリムでスマートなウォーターサーバーが欲しかったのでちょうど良かったです。キッチンに設置しているのですが、他のものを動かすことなく設置できたので良かったです。掃除もしやすいので洗い物ついでにほぼ毎日掃除をしていますね。
リビングに設置しているのですが、インテリアに合うのでウォーターサーバーを設置していると言ってもあまり気になりません。使いやすさや水の味もおいしいので、これからも長く使っていきたいです。
アクアクララ アクアアドバンス
スタイリッシュなデザインに豊富なカラーバリエーションが特徴的なウォーターサーバーです。抗菌素材や紫外線ランプによるクリーン機能が搭載されているので衛生面もしっかりカバーされています。ブランド名から設置に入った人もいますが、結果的に正解だったと答える人が多くいます。
口コミ情報
アクアクララはよく聞くメーカーだったので、メーカーの名前で選びました。カラーバリエーションが豊富だったので、家族と悩んで無難なホワイトにしました。水自体もおいしいですね。抗菌素材や除菌機能で清潔に保てるので、安心して飲めます。
別のウォーターサーバーを使っていましたが、以前購入したものが壊れてしまい、アクアクララに乗り換えました。水の質やウォーターサーバーの清潔感などはこちらの方がいいですね。もっと早く乗り換えていれば良かったかなと思います。掃除のしやすさもあり、手入れなんかも思っていたより楽でした。
まとめ
毎日飲む水やお湯だからこそ、衛生面がしっかりしたウォーターサーバーを選びたいですよね。今回紹介したウォーターサーバーは特に衛生面に力を入れているメーカーと機種なので前向きに検討してみてはいかがでしょうか。ウォーターサーバーを選ぶ時、デザインなどよりも衛生面は重視しなければいけません。
年々厳しさを増している検査ですが、現在展開されているウォーターサーバーはその厳しさを乗り越えてきたものばかりです。つまり、信用や信頼ができるものだと考えましょう。