ウォーターサーバーの水が出ないときのチェックポイントと対処法

この記事の情報提供者
ウォーターサーバー販売員:YUMINさんさん(30)

ウォーターサーバーメーカーの販売代理店としてブースでの営業を主に行っていました。全国のショッピングやホームセンターの他、大型のイベントでも販売を経験し、毎月30~50台ほどのご契約をいただいておりました。ウォーターサーバーに関する知識だけでなく、販売経験を通じたお客様のニーズも含めて情報提供させていただきます!

各家庭で身近になってきたウォーターサーバーですが、水が出なくなるトラブルに見舞われることもあります。水が出ない=故障と考える人もいますが、水が出なくなることは珍しくはありません。構造上の問題どうしても水が出なくなることがあるのです。今回はどんな時にウォーターサーバーの水が出なくなるのか対処法と併せて紹介していきます。

ウォーターサーバーの水が出ない原因


ウォーターサーバーの水が出なくなる原因は水の流れを調節するフロートが引っかかって出なくなる場合もあります。これはある程度構造上の問題として仕方ないものだと考えましょう。ウォーターサーバーにとって、フロートはとても重要なパーツなので、水が出なくなった時はまずフロートに異常がないかと疑いましょう。他にもちょっとしたことで出なくなることもあります。

一気に水を出してタンクの圧力が落ちた

ウォーターサーバーは家族全員で使用していれば、かなり使用頻度が高くなると思います。一気に水を出した場合、タンクの圧力が落ちてしまうので一時的に水が出なくなることがあります。タンクの圧力が落ちてしまうことを知らない人も珍しくなく、レンタル直後、購入直後に壊れてしまった、と慌てる人もいるようです。

タンクの圧力を落とさないためには、まとめて使う習慣を失くすことです。普段から水を少しずつ出すなどの習慣をつけることで、タンクの圧力が原因で水が出なくなることはなくなるでしょう。

蛇口がずれてしまった

水が出なくなる原因として、蛇口がずれてしまうというものがあります。ウォーターサーバーの部品の中で蛇口は弱い部分に入ります。しかも外から見ても分からない構造になっているので、一見すると蛇口が原因で水が出ていないとは分かりません。

一度蛇口が原因で水が出なくなった経験があれば、簡単に予測ができますが、知らない人からすれば「どこにも異変はないのに何で水が出ないんだろう」と謎の状態に近いです。ウォーターサーバーの水が出なくなった時は、蛇口かフロートを疑え、と言われるほどこれらが原因になることが多くあるので頭に入れておきましょう。

ウォーターサーバー販売員

【ひとことアドバイス】これが原因の場合も!
水が出なくなる原因として他にあげるとすれば、平行な場所に設置がされていないことが考えられます。これは、タンク内のフロートと呼ばれる部品が適切な位置に来ないため、水が出なくなるケースです。また、ビニールパックに水を充填しているサーバーの場合、差込口のニードルがうまくパックを貫通できていないケースも考えられます。シンプルにタンク内・ボトル内の水が少なくなった場合にも冷水が出なくなることがあります。これはサーバーが空焚きを防止するために、お湯のタンクに優先的に水を供給する構造のためです。その際は、新しいボトルに交換すると問題なく冷水が出てきます。

ウォーターサーバーの水が出ないときに確認すること

いつも使っていたはずのウォーターサーバーの水がいきなり出なくなると慌ててしまいますよね。予想外の事態だからこそ冷静に対処しないとなおせるものもなおせなくなってしまいます。ウォーターサーバーの水が出なくなった場合、まずはどこを見るべきなのでしょうか。

タンク内に水は入っているか

意外とやりがちなのが「タンクに水が入っていない」というものです。当然ながらタンクに水が入っていないと水が出てくるはずがありません。特に導入したての場合は「水を補充する」という作業に慣れていないこともあり、忘れやすいので気をつけましょう。

蛇口の向きはおかしくないか


ウォーターサーバーを見て、蛇口の向きがおかしくないかをしっかり確認しましょう。ウォーターサーバーの水が出ない原因のほとんどが蛇口にあり、向きがおかしくなっていて水がせき止められていた、蛇口の見えない部分がずれていた、などがあります。

使用頻度が高ければそれだけ蛇口の負担も大きくなります。こまめに蛇口がずれていないかを確認する習慣をつけることで、蛇口が原因で水が出なくなることは避けられるのではないでしょうか。

冬場に冷たい場所にボトルを置いていなかったか

ウォーターサーバーのボトルは常温の場所に置いておくのが理想とされています。高温多湿なところに置くと細菌や微生物、腐る原因になりますが冷たい場所に置いてはいけない理由は何だと思いますか。

特に冬場は常温の場所に置いていても冷たくなってしまいますよね。それに加えて冷たい場所に置いてしまうと、ウォーターサーバーに水を入れた時に必要以上に冷えていると誤作動を起こす可能性があるのです。

交換用のボトルが冷えすぎることで、サーバーとの温度差から気圧が崩れてしまうことがあります。その結果、水が出なくなるので気をつけましょう。

電源が抜けていないか

最近のウォーターサーバーは常時電源を入れておくタイプのものばかりです。いくら温水を使わなくても、セルフクリーニング機能などが搭載されているので電源を抜くことはオススメしません。中には電源が抜けていることで水が出なくなっている場合もあるので、まず電源がオフになっていないか、コンセントが抜けていないかを確認してください。

チャイルドロックはロック状態になっていないか

ほとんどのウォーターサーバーにはチャイルドロックが搭載されています。子供が触ったことによる誤作動などを防ぐためです。水が出なくなった原因として、チャイルドロックがロック状態になっている可能性があります。これが原因の場合はロック解除をすることで水が出るようになります。

ボトルはきちんと差し込まれているか

ボトルが上手く差し込まれていないと、水が出てきません。少しずれているだけでも水が出なくなる影響を及ぼすので、ボトルがきちんと差し込まれているかを確認してください。

ウォーターサーバーの水が出ないときの対処法


ウォーターサーバーの水が出ない時は、どのような対処法をすればいいのでしょうか。すぐにメーカーに来てもらうという方法もありますが、些細な原因の場合は自分でなおすことも可能です。とりあえず自分で対処できるかを試してからメーカーに相談しても遅くはありません。

ボトルを一度抜いて蛇口の空気抜けを改善

ウォーターサーバーの水が出なくなった場合、一度ボトルを抜いて蛇口の空気抜けを改善しましょう。何か詰まっていないか、空気抜けがずれていないかの確認をしてください。意外とこれだけで改善できるケースも珍しくないので試してみる価値はあるでしょう。

蛇口の位置をもとに戻す

蛇口がずれている場合、当然ながら水が出てきません。見た目では問題ないように見えても見えない部分でずれている可能性があるので、一度蛇口の位置をきちんと元に戻してみましょう。

ウォーターサーバーの水が出ないときにやってはいけないこと


ウォーターサーバーの水が出なくなった時にしてはいけないこともあります。これをしてしまうと、壊れていない部分を壊してしまう可能性があるのです。水が出なくなったことで慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて冷静に対処することを心がけてください。

無理な力を加えないこと

機械は叩けばなおる、という考えの人もいますがそれはありえません。逆に無理な力を加えることで余計な不具合を招きかねません。水が出なくなった場合は、フロートや蛇口、コンセントが抜けていないかなど「自分にできる範囲の確認」をしましょう。それ以外の原因になった場合、機械に詳しくない人が修理できる範囲を超えている可能性があります。

蛇口に無理な力を加えないこと

蛇口が原因の場合、無理な力を加えてしまわないように注意してください。無理な力を加えることで蛇口本体を壊してしまう可能性があるからです。自分で対処できる範囲で改善を行い、力を入れないと改善できない状況になっていたら、メーカーに連絡をした方がいいでしょう。

おかしいなと思ったらすぐに業者を呼ぶこと


ウォーターサーバーの異変は前兆がある場合もあります。もし、何らかの異変を感じた場合はすぐに業者を呼ぶようにしてください。故障の場合、初期段階であれば修理や改善可能なことも少なくありません。逆に放置しておくことで故障が悪化して本体交換や部品交換をしないと使えないということにもなりかねないのです。

他にもいきなり壊れた場合は、先述したようにフロートや蛇口などが原因の可能性が高いです。自分で見られる範囲を見て、対処できない場合は業者を呼んでください。中には些細なことで呼ぶのは抵抗がある、という人もいますが、それが仕事なのです。放置して完全に壊れてしまった時の方が問題も大きくなるので変な遠慮はしないようにしましょう。

まとめ

機械に明るくない人ほど、ウォーターサーバーがいきなり動かなくなると慌ててしまいますよね。しかし、故障には必ず何らかの原因があります。自分で対処できる場合、できない場合をしっかり見極めてください。くれぐれも自分で対処できないものを無理に対処してしまわないように注意しましょう。