ウォーターサーバーのお湯がぬるい7つの原因

この記事の情報提供者
ウォーターサーバー販売員:YUMINさんさん(30)

ウォーターサーバーメーカーの販売代理店としてブースでの営業を主に行っていました。全国のショッピングやホームセンターの他、大型のイベントでも販売を経験し、毎月30~50台ほどのご契約をいただいておりました。ウォーターサーバーに関する知識だけでなく、販売経験を通じたお客様のニーズも含めて情報提供させていただきます!

ウォーターサーバーと言っても、冷水だけではなく温水にも対応しているものがほとんどです。中には冷水のみに対応しているものもありますが、ほぼ温水対応のものばかりと考えましょう。そこで疑問なのが、冷水対応のものだから温水はあまり熱くないのではないかということです。実際にウォーターサーバーの温水は80℃前後が一般的です。しかし、たまにお湯が温い場合があります。今回はお湯がぬるい原因などについて紹介します。

ウォーターサーバーのお湯は何℃?


ウォーターサーバーを設置している家庭はお湯を沸かす手間を省きながらコーヒーなどを楽しめるので、自宅でコーヒーやお茶などを楽しむ機会が多い人はお湯を多く活用していると思います。しかし、ウォーターサーバーのお湯の適温は何℃なのかを考えたことはありますか? お湯の適温や加熱の仕組みについて調べてみました。

ウォーターサーバーのお湯の温度は80~90℃

基本的にどのメーカーのウォーターサーバーのお湯は85℃前後となっています。ウォーターサーバーの中には温度調節ができるものもあるので、熱すぎないお湯が欲しい人は調節できるものを検討しましょう。コーヒーなど飲み物に使うのはいいのですが、カップラーメンに使うお湯としては少々物足りない温度になります。

元々ウォーターサーバーのお湯は温かい飲み物をおいしく飲める温度に調節してあるので、カップラーメンにお湯が使われることを想定していないので物足りない温度になっているのでしょう。なので、ウォーターサーバーから出てくるお湯をカップラーメンに使うのは避けた方がいいでしょう。

サーバーのタンク内で加熱する仕組み

ウォーターサーバーの温水タンクには内部に金属棒が取りつけられています。それを加熱することで貯水タンク内の水を温めることができるのです。どのウォーターサーバーも基本的にはこの方法を採用しています。

ウォーターサーバー販売員

【ひとことアドバイス】ウォーターサーバーのお湯がぬるいと言われたことは?
あまりありませんが、サーバー本体の内部、ヒーターの不具合が原因でお湯がぬるくなってしまった方はいらっしゃいましたので、すぐに本体交換の対応をしていました。

ウォーターサーバーのお湯がぬるい7つの原因


ウォーターサーバーのお湯は80℃~90℃が当たり前ですが、ぬるく感じてしまう時があります。どんな時にお湯がゆるくなってしまうのでしょうか。その原因はさまざまで、簡単になおせるもの、業者を呼ばないと修理ができないものなどがあります。

加熱時間が不十分である

ウォーターサーバーの貯水タンクに水を入れたからと言って、瞬間的にお湯になるわけではありません。タンクに水を入れてから1時間以上は待たないと加熱時間が不十分という理由からお湯がぬるくなってしまいます。すぐに使いたい時もあるかもしれませんが、きちんと加熱されるまで待ちましょう。

節電や空焚き防止モードが作動している

ウォーターサーバーの機種によっては、節電機能や空焚き防止モードが作動していることがあります。そのため、常時お湯をあたため続けるのではなく、一定時間が過ぎたら過熱をやめてしまうのです。すべてのウォーターサーバーに搭載されているわけではありませんが、そういった機能がついていないかを確認しましょう。

意外と節電機能や空焚き防止モードの存在を知らずに、お湯がぬるくなったことだけに注目して「壊れている」と勘違いする人も少なくありません。修理になれば費用がかかることもあるので、本当に業者を呼ばないといけないのかどうかを見極めるようにしましょう。

ボトルの水の残量が少ない

お湯がぬるくなる理由として、ボトルの水の残量が少ないのも原因のひとつです。お湯が少ない状態で加熱をしてしまうと空焚きになる可能性もあるので、あえて過熱が行われない場合があります。ボトルの水が少なくなっていないかを確認してみましょう。

ウォーターサーバーを導入した直後であれば、ボトルの残量に気を配れないのも当たり前です。こういったことがあってから「残量チェックをしっかりする」と覚える人もいます。

温水スイッチがオフである

ウォーターサーバーの機種によっては温水機能をオフにすることができます。基本的には温水機能をオフにすることはできないタイプが多いのですが、一部では電気消費などを抑えるためにオフ機能が搭載されています。

電源を立ちあげた時はデフォルトでオフになっていることもあるので、温水機能がオンになっているかを確認してください。ウォーターサーバーの買い替えなどで機種を変更した時など、以前の機能のまま考えてしまう人もいるので、うっかりオンにしていなかったという人も少なくありません。

コンセントが抜けている


根本的な原因として、コンセントが抜けているというものがあります。コンセントは普段差しっぱなしにしていることもあり「抜けている」ということを考えないのです。いつの間にか抜けていることもあるので、しっかり確認をしましょう。

コンセントが抜けかけていると漏電の可能性も出てくるので、コンセントが抜けかけていないかということを確認する習慣をつけることをオススメします。

背面の熱放射板が汚れている

お湯がぬるい原因として、背面の熱放射板が汚れていることも考えられます。上手く熱放射ができていないと、ウォーターサーバー自体が過熱に制限をかけてしまうのです。熱放射板は掃除機で埃を吸い取ってあげるなど、日常的に掃除が必要になってきます。

ウォーターサーバーは設置したら業者のメンテナンス以外は何もしなくていいと勘違いをしている人もいますが、清潔さを保つためにも1週間に1度くらいは掃除をしなければいけません。汚れたウォーターサーバーは水道水よりも汚くなると言われているので、日常的に掃除をする習慣をつけましょう。

サーバーが故障している

自分でできる範囲では異常が見当たらない場合、サーバー自体が故障している可能性があります。サーバーの故障であれば、設置している人にできることはないので業者に連絡をしましょう。その際、すぐに状態を伝えられるようにメモに症状を軽く書いておくとスムーズに伝わります。

ウォーターサーバー販売員

【ひとことアドバイス】お湯のぬるさの原因にはこんなことも!!
ウォーターサーバーは、お湯の温度を最高温度でずっと保ち続けることはせずに、タンク内部で加熱と加熱停止を繰り返しています。そのため、たまたま加熱停止の際にお湯を出してしまったということも原因の一つと考えられます。

ウォーターサーバーの水がぬるい2つの原因


ぬるく感じるのは温水だけではなく、冷水もぬるく感じてしまう時があります。温水がぬるい原因とは違う原因になりますが、上手く冷却ができていない場合も考えられますね。温水と冷水共にぬるさを感じるのであれば、サーバー自体の不調も考えられます。

冷却時間が不十分である

一般的に冷水がぬるいのは冷却時間が不十分であるからです。温水の時と同じように、冷水も冷却時間が必要であり、瞬間的に冷水になるわけではありません。温水ほどの時間はかかりませんが、タンクに水を入れた後すぐに注いでもぬるい水しか出てきません。

ある程度時間を置いてから冷水を注ぐようにしましょう。逆に冷却時間が十分でありながらぬるい場合は他の原因が考えられるので他の点に重視して確認をしてください。

連続してお水を出し続けるとぬるくなる


冷却時間を置いても水がぬるい場合、連続して水を出し続けているということも原因に考えられます。来客があった時などはウォーターサーバーの使用頻度も高くなるでしょうが、一気にまとめて水を出してしまうと、冷却期間が追いつかずにぬるい状態になってしまうのです。

そのため、大勢の来客があったとしてもなるべく少量ずつ注ぐようにしましょう。これを心がけることによって、ほぼ冷水がぬるくなることはないと思われます。

冷却時間と連続して水を出さない、これらの条件をクリアしていても水がぬるい場合はサーバー自体に問題があると考えていいでしょう。その時は指定のサポートに問い合わせて今後の対応を決めてください。

ウォーターサーバー販売員

【ひとことアドバイス】お水のぬるさの原因にはこんなことも!!
ウォーターサーバーが省エネモードから通常モードに移行してすぐの場合は常温の水が出てくる可能性が高いですね。また、あまりにも日当たりのよい場所にサーバーを設置していた場合に、ボトル内の水が必要以上に温かくなり、出てくるまでに十分に冷却されずぬるい水だったというケースが考えられます。

まとめ

ウォーターサーバーを導入する人のほとんどは冷たい水、温かいお湯をすぐに使えるから設置しているのではないでしょうか。そのメリットがなくなってしまうと、何のために設置しているのか分かりませんよね。ただ、機械は些細なことで影響を受けてしまう部分があります。壊れたと思っていたけど、加熱や冷却時間が十分ではなかっただけというケースも珍しくありません。

ウォーターサーバーの機種によっても節電機能や空焚き防止モードが搭載されている場合もあります。お湯や水がぬるいからといって、すぐに故障と決めつけないようにしましょう。もしかしたら、設置主のミスでぬるくなっている可能性があるからです。しっかりと原因が何なのかを調べておきましょう。